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ビッグ・エー社長のつぶやき

上半期ほんま大賞2017.05.17.Wednesday

今年、読んだ本の中で「ほんまおすすめ!」というのは、つい先日まで

伊賀泰代氏の『生産性』~マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの~

がダントツでした。

しかし、そこへ甲乙つけ難い一冊が現れてしまいました。

週刊文春の現役編集長である新谷学氏の書かれた、その名も『「週刊文春」

編集長の仕事術』です。

 
特ダネの解説本などではなく、週刊文春編集長が大切にする仕事の流儀や

リーダーシップ論、プロフェッショナルとしての仕事の道理が余すところ

なく書かれており、業種を問わず、新入社員から管理職、経営者までビジ

ネスに携わる全ての人に役立つような骨太の内容でした。

 
第1章 「情報・人脈」

 全てのビジネスは「人」から始まる。

  ex.ゼロの状態からどうコネクションを作るか

    敬意は表しても迎合するな

第2章 「企画・発想」

 予定調和はおもしろさの敵である。

     ex.売れる企画の条件は「サプライズ」と「クエスチョン」

             大切なのは「どうなる」ではなく「どうする」

第3章 「依頼・交渉」

 難攻不落の相手から「YES」を引き出す。

        ex.「何のために働いているのか」を常に考える

              オーソドックスな調査報道が実を結んだ舛添問題

第4章 「組織・統率」

 ヒットを生み続けるチームはこう作る。

        ex.厳格な指揮命令系統と柔軟なチーム編成

            「健全な競争」と「共同作業」のバランス

第5章 「決断・覚悟」

 リスクを恐れず壁を突破する。

  ex.ベッキーさんのLINE画面流出はやりすぎか

    編集長が判断を下すときの三要件

第6章 「戦略・本質」

 「売れない」時代のマーケティング。

  ex.今起きているのは「コンテンツ革命」ではなく「流通革命」

    課金へのチャレンジと脱・PV至上主義

 
新谷学氏は、記者からの叩き上げだけあって文章がとても読みやすく、政治

家や芸能人、スポーツ選手などのスクープも実例としてふんだんに出てきま

すので、最後まで一気にページが進みます。

 
先日のワイドナショーでゲスの極み乙女の川谷絵音氏が「文春ではちゃんと

書いてあったんです」「すごくいい感じで書いてあって、文春には」と他の

マスコミ報道と週刊文春とのスタンスの違いをコメントされていたのも頷け

ました。それは、この本に書かれている新谷学氏と週刊文春の哲学「ファク

ト主義」と「フルスイング主義」の結実を目にした瞬間でもありました。