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ビッグ・エー社長のつぶやき

未来の年表2-①2018.07.27.Friday

書籍や映画の続編やパート2で、第1弾より面白かったという経験は今までに覚

えがありませんでした。

しかし、「未来の年表2」は著者も言っているように前著のベストセラーの余勢

を駆った「二匹目のどじょう」や「二番煎じ」を狙った類のものでは全くなく、

第1弾に勝るとも劣らない興味深い内容でした。

今回も、少子高齢化、人口減の最先進国である日本においての「不都合な真実」

が書かれているのですが、前作と異なり個人や企業にこれから何が起こるのか、

日々の暮らしがどんな風に変わるのか、具体的なイメージできるように描かれて

います。

 

『亡くなる人が増えると、スズメバチに襲われる』

 空き家問題が新聞やテレビでよく取り上げられていますが、所有者不明の土地

 は、既に九州の面積を上回っているそうです。

『食卓から野菜が消え、健康を損なう』

 農業に従事されている方の3人に2人は、既に65歳以上で、平均年齢は67

 歳を超えているとのことです。

『小中学校の統廃合が、子供を生活習慣病にする』

 最近は、テレビでも子供向け番組が減り、健康番組や昔のドラマの再放送が多

 くなっているとのことですが、小学校の運動会でも主役の児童より応援に来た

 親御さんたちの人数の方が多くなってきているそうです。

『東京の路線が縮み、会議に遅刻する』

 このわずか5年間でバス路線は7500km以上も廃止になっていて、鉄道も

 2000年以降で約800kmが廃線になっており、これは今後東京や大阪で

 も例外ではないとのことです。

『ネット通販が普及し、商品が届かなくなる』

 ドライバー不足は誰もが認識しているところですが、再来年の2020年には

 約11万人も不足すると推定されています。これは、運送や宅配に限ったこと

 でなく、救急車や消防車などにも通じるものです。

『高齢女性の万引きが、刑務所を介護施設にする』

 女性の入所受刑者は20年前の約9倍にもなっており、高齢再犯者の増加、認

 知症の受刑者も増えているようです。

 

このような、少子高齢化、人口減少、世帯人数の減少により日常生活に降りかか

ってくる変化がわかりやすい事例とともに解説されており、それらを踏まえた上

で、今から私たちに何ができるのか、個人や企業としてどうしていかなければな

らないのかが示唆されています。

 

もちろん、これらのことは商売にも大きく影響します。

誰もが毎年、歳を取り、その1歳の小さな変化がじわじわと積み上がっていって

います。急激な変化ではないので、実感し難いのですが確実に消費の変化にも繋

がっています。それは、今後ますます顕著化してきます。

日本の人口は、2015~2017年の3年間で100万人以上減少しており、

これから10年間では毎年40~60万人の人口減が予測されています。

そして、世帯の構成も大きく変化しており、既に2015年の時点で全世帯の過

半数が「単独世帯」(34.5%)と「夫婦のみ世帯」(20.2%)となっています。

この本を読んで、お店を見渡すと、「この商品で本当に正しいのか?」「この容量

や規格でお客さまに買って頂けるのか?」「この店構えのままで、これからもより

多くのお客さまに喜んで頂けるのだろうか?」深く考えさせられました。