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きみのお金は誰のため

「お金自体には価値がない」  「お金で解決できる問題はない」  「みんなでお金を貯めても意味がない」  おえ、おえ、それを言っちゃあお終めえよ と、今まで生きてきて身についたお金に関す る認識を覆すような異説が掲げられているの ですが、読み進めていくうちに「なるほど、 そうやったんかあ」と得心させられるのが今 多くの書店で平積みされ、話題になっている 田中学著『きみのお金は誰のため』です。  著者の田中学氏は元ゴールドマン・サック スのトレーダーなのですが、「経済は一人ひ とりの生活にかかわる身近なことなのに、難 しい言葉で説明されて、表面的な理解のまま 議論されている」ことに危機感を持ち、高校 生や私たちのような普通の生活者でも分かる、 専門用語を使わずに経済について読み解くこ とのできるビジネス書をこれまでも著してき ました。  『きみのお金は誰のため』も子どもから大 人まで、お金だけでなく社会のしくみが見え てくる経済小説です。  少し本論とは逸れるのですが、とても印象 的だったのがこの一説でした。 「誰のために働くのか?  この問いかけに、自分や家族のためだと答 える人は多いやろう。彼らは【誰のためにお 金を稼ぐのか】という質問をされたと考える。 【働く】という言葉を、【お金を稼ぐ】とい う言葉に自動変換しているんや。  資産運用をすすめる銀行員が【お金に働い てもらいましょう】と言うときの【働く】も、 【お金を稼ぐ】という意味や。【働く女性】 という表現をするとき、専業主婦は含まれな い。家族のために家事をしたり、子どものた めに育児をしたり、しっかり働いているにも かかわらずや。ここでの【働く女性】も【お 金を稼ぐ女性】という意味で使われている。 これはお金の奴隷になっている証拠やと思っ ている。」  著者は、本の中で【人はお金の奴隷になっ てはいけない】と強く訴えられています。  そして、格差の本当の問題や国の借金、子 どもや孫たちの世代に背をわせるとされてい る日本国債とは何なのかも平易な言葉で説か れていました。  偶然手に取った今年最初の一冊だったので すが、この一年もどんな本と出会い、どれだ け学ぶことができるかワクワクさせてもらい ました。
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