社長のつぶやき
2016年11月30日
なぜ政策が進まないのか?
政策や方針が現場で進まないのには理由があり、段階があると思います。
これは、制度やシステムなどを導入した時にも共通していると思います。
①知らない
いくら素晴らしい方針や制度であっても、現場に正しく伝わっていな
ければ、当然のことながら機能するはずがないということです。
②やる気がない
一人ひとりをその気にさせられていない、やる気スイッチを押せていない
という問題です。
目的は何なのか?
なぜやるのか?
これをやり遂げるとどうなるのか?
を示して、納得してもらわなければなりません。
③やり方がわからない
新しいシステムや方針について、理解もしていて、そしてやる気があっても
具体的な使い方ややり方がわからなければ進めようがないということです。
現場の行動レベルに落とし込んだやり方を教育しなければ、絵に描いた餅
になってしまうということです。
④障害がある
やる気もある、やり方も熟知している、でも何か障害があって、やりたくて
も出来ないという状況です。
組織の弊害や昔からのやり方、風土や思考様式が邪魔してる場合があります。
この障害を取り除けるのは、現場ではなく本部であったり、トップとなります。
①知らない、②やる気がない、③やり方がわからない、④障害がある、のどの
段階で止まっているのかを見極めて、手を打たなければ政策や方針は進まないと
いうことです。
また、何か新しいことをやろうとすると必ず何らかの問題や壁が発生します。
この問題や壁が発生することは当たり前だと思って、それを越えたところに組織
の進化や成長があります。
と、自分にも言い聴かせて、自社の進化や成長に繋げていきたいと思います。
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