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社長のつぶやき

2021年7月19日

ぼる塾 田辺さん似

 昨日の大相撲名古屋場所千秋楽結びの
一番は鬼気迫る形相の横綱白鵬が大関照
ノ富士との全勝対決を制して、6場所連
続休場明けというまさに土俵際から賜杯
を手にしました。
 白鵬の勝ちに対する執念を目の当たり
にし考えさせられるところもあったので
すが、一方の照ノ富士からも学ぶべきと
ころが多くあります。

 照ノ富士は、過去にも大関に昇進した
のですが2年で陥落、その後は膝のけが
や病気などにより負け越しと休場が続き
番付上の階級で下から2番目の序二段に
まで落ちてしまいました。
 だいたい大関まで上りつめた力士は、
大関から陥落したり、関取以下の番付の
幕下にまで落ちると引退するのが普通で
す。
 相撲は実力勝負の世界ですので、番付
によって給料は勿論のこと、付き人の有
無や食事の順番など待遇が天と地ほど違
ってきます。何より、横綱になることに
全てを懸けてきたはずが、ほぼ夢を絶た
れた状態となり、その頃の照ノ富士はど
んな気持ちだったのでしょう。
 照ノ富士は何度も引退しようと考えた
そうですが、その度に師匠から先ず身体
を治すように慰留されたそうです。
 そして、膝を手術し病気を治し、再び
土俵に立つことを決断、序二段から再ス
タートを果たし2年がかりで大関に返り
咲きました。

 雑誌のコラムには、照ノ富士が復活で
きた最大の理由はどんな状況でも頑張り
通せた前向きさにあると書かれていまし
た。
 身体が言うことを聞かない、横綱の夢
からどんどん遠ざかる、待遇が悪くなる、
後輩たちに追い抜かれていく、これまで
の支援者が去っていく。失っていくもの
ばかり見ていたらキリがありません。
 でも、照ノ富士は、それでも応援して
くれる人の方を見て、低い番付から2度
も這い上がっていくことを「どんな大横
綱でも味わったことのない楽しさを味わ
っているのかも」と考え再起を果たした
そうです。
 
 私も、照ノ富士の復活劇から「諦めな
い」心の大切さを痛感します。いつ報わ
れるかもわからない中で努力し続け、最
善を尽くす強い精神。
 『失敗したところでやめるから失敗に
なりますのや。成功するまでやり抜いた
ら、失敗は失敗でなくなります』(松下
幸之助)や『あきらめたら、そこで試合
終了だよ』(安西光義)の言葉を思い出
しました。

 今週、オリンピックが開幕します。ア
スリート一人ひとりにも照ノ富士のよう
な困難を克服してきた道のりがあったの
だと思いを馳せながら精一杯の声援を送
り感動を共有できればと思います。

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