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イノベーションとは行動変容である

 15年前のことになりますが、当時早 稲田大学ビジネススクールで教鞭をとら れていた内田和成教授のお部屋にお邪魔 させて頂くご縁を得ることができました。  内田先生は、初対面の若造にも歯に衣 着せぬストレートな物言いで、日本の産 業構造や事業再生の考え方から私のGM S復活案を一刀両断して下さいました。    その後も三部作『仮説思考』『論点思 考』『右脳思考』や『ゲームチェンジャ ーの競争戦略』など内田先生の著書から 多くを学ばせてもらってきました。  そして今回、遅ればせながら『イノベ ーションの競争戦略』を読ませて頂いた のですが、なぜ、他の書籍を置いてでも 先に読まなかったのかと悔やむほど面白 い一冊でした。  イノベーションについて、シュンペー ターは「新結合」と定義し、ドラッガー は「パフォーマンスの次元が変わること」 と結論づけられていましたが、内田先生 は顧客起点に立って、人々の行動変容こ そがイノベーションであると主張されて います。  技術革新や大発明でもないということ で、楠木建教授がワンカップ大関をイノ ベーションであると説かれていたのにも 繋がるところです。  本著では、当初もてはやされたセグウ ェイやグーグルグラスの失敗など興味深 い事例が豊富で読む人を飽きさせません。  そして、日本企業はなぜイノベーショ ンを興せないのか?日本企業への提言も 盛り込まれています。  しかしんがら、今話題のテレビ番組 『不適切にもほどがある!』を視てみる と、この38年間、日本でも沢山の行動 変容が起こってきたことがわかります。  過去からタイムスリップしてきた主人 公は「こんな未来にするために日本人は がんばってきたわけではない」と訴えて いました。  本当にこの行動変容は正しいのか?誰 の為のイノベーションなのか考えさせら れます。
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