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社長のつぶやき

2017年6月29日

リドルくんのかーい!

先々週のアマゾンによるホールフーズ買収の報道は、ネットとリアルの融合を

果たし、1兆5千億円ともいわれる買収額に対して費用対効果が見込めるのか

など、今も大きな話題となっています。

一橋大学大学院の楠木建教授が以前、アマゾン創業者ジェフ・ベゾスCEOの

考える戦略ストーリーは、単なるEコマースを駆使した書籍の販売やネット通

販といった狭い範囲に止まるものでなく、消費者にとっての「購買意思決定イ

ンフラ」の構築だと話されていたのを思い出しました。

 

そして、先々週は米国においてもう一つ大きな変革がありました。

6月15日に売上高世界第4位のドイツ企業シュワルツグループのHDS(ハ

ード・ディスカウントストア)であるリドルが米国初進出しました。

ヴァージニア、ノースカロライナ、サウスカロライナの3州に10店舗をオー

プンしましたが、来夏までに100店舗にする計画で、東海岸にドミナントを

急速形成するとのことです。

 

リドルは出店に先駆け、数年前から2つの流通センターを設け、既に4ヶ所目

の着工にも入ったとのことです。商品の仕入れについても、8割以上が米国内

調達となっており加速度出店へ既にサプライチェーンを構築しています。

 

オープン当日の映像を見る限り、米国のリドルは、ドイツや欧州の従来型の店

舗とは外観だけでなく、売場のレイアウトも大きく異なっています。

テレビCMで「グロッサーリーを再考しよう!」と強く訴求し、100sku

を超えるワイン売場は圧巻でオーガニック商品も200skuを超えるとのこ

とですが、生鮮食品や焼き立てのベーカリー、食品以外の品揃えも充実してい

ます。

リドルは既に、世界各国で8,000店舗以上を展開していますが、今回米国

に初出店した店舗は、面積も倍以上で、販促や品揃えの強弱も今までとは全く

違います。

 

また、ウォルマートやクローガーなど、他のDSやSMの各社も、価格政策の

見直しやレイアウトの刷新、出来立てデリの拡充など品揃えの変更、ネット宅

配など多岐に渡り対策を講じているようです。

しかし、今回のリドル米国進出は、単なるエリア拡大などではなく、全世界の

流通小売の流れや優劣を根底から覆すような新たな可能性を秘めており、革新

に近い挑戦で、フューチャー・ハード・ディスカウントストアの第一歩であると

感じています。

 

私たちビッグ・エーにとっても、学ぶべきところが多く、示唆に富んでいます。

HDSとして正しいことをブレることなくやり抜き続けることと、お客様や環

境の変化に速やかに適応し、変革し続けることの重要性を痛切に感じます。

リドルやアルディといった、ドイツ系HDSは未だ日本に進出していませんが、

生活者の方々の暮らしに貢献できる、より支持されるHDSを私たちビッグ・

エーが確立すべく全社一丸で邁進したいと思います。

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