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2018年3月9日

世界食品安全会議2018

3月5日(月)~8日(木)、『世界食品安全会議』(GFSC)が日本で初めて

開催されました。

世界52ヵ国から産学官、食に関わる1,200人もの方が参加され、今回が過去

最高だったそうです。

 

2年前に、初めてGFSCに出席した時、普段競い合っているライバル企業や業界、

国境の垣根を越えて、世界の、人類の、食品安全の未来を本気で良くしていこうと

する参加者の方々のその熱意に深く感銘を受けました。

 

そして、今回も製造業や小売、外食の経営トップ、食品安全のエキスパートによる

プレゼンテーション、パネルディスカッションを通じ、

 「食品安全文化とリーダーシップ」

 「カスタマーボイスとエンゲージメント」

 「養殖漁業サプライチェーンの現状と未来」

 「食品産業における先端技術と新たな可能性」

 「ビッグデータ、ブロックチェーン、Open APIを活用したサプライチ

  ェーンセキュリティ」

 「食品偽装コンプライアンスの実態と課題」

など、色々なことを知り、学び、気づき、多くのことを考えさせられました。

 

特に今回、

「小売業は、消費者の代位機能を果たさなければならず、消費者主権の気構え

 を常に持っていなければならない」

「食の安全について、国民を守るという覚悟を経営者は持っていなければなら

 ない。官だとか民だとかではなく、自分たちがやらなければならない」

「経営者に食品安全に対する強い気概がなければ、従業員とお客様を守ること

 はできない」

という言葉が強く胸に刺さりました。

 

更に、前回と同様で“Food Fraud”(食品偽装)の実例に、これは決

して対岸の火事ではないということを正しく認識しておかないといけないと

思いました。

「食品偽装の組織犯罪を甘く見るな。食品テロが起こり得ることから目を逸

 らすな。犯罪者は賢いということを忘れるな」

という、鬼気迫るような提言に、考えさせられることがありました。

このことに関しては、四方を海で囲まれている島国と陸続きに国境があり、

川や山を他の国々と共有する国とで危機感が明らかに違うように思います。

 

また、日本には「日本のものはレベルが高い。どこよりも安全だ」といった

神話のようなものがあるように思います。素晴らしいことではありますが、

科学的根拠のない思い込みは危険にも繋がります。

 

このGFSCに参加すると、「無知であることの罪」を感じ、自分自身の思考

の偏りを矯正する絶好の機会になります。

食に携わる者の一人として、従業員と消費者を守るために、これからも食品

安全文化の醸成に少しでも貢献していきたいと思います。

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