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社長のつぶやき

2018年9月24日

『信頼とは博打である』

毎週金曜日の日経MJ「HISTORY 暮らしを変えた立役者」には、

現在、スーパーホテル会長の山本梁介氏の半生が連載されています。

山本会長は、25歳の時に、家業である繊維商社「山重商店」の社長

を引き継がれ、その後、不動産事業やシングルマンション事業を経

て、89年にスーパーホテルを設立されています。

 

スーパーホテルは、J・Dパワー社の1泊9千円未満のホテル部門で

顧客満足調査4年連続トップになるなど、安眠にこだわりお客様か

ら高い支持を得ています。

そして、何より、一般的なビジネスホテルと比較して3割低いとさ

れている人件費など生産性の高さに定評があります。

ルームキーはなく暗証番号式で前金精算方式なので、翌朝のチェッ

クアウトも不要となりフロント業務を最小限にされています。また、

客室のベッドには脚がなく埃が溜まらないので清掃が簡素化されて

いたりと、神は細部に宿るが如くローコスト経営を追求されており、

業種を超えて学ばせてもらうことが沢山あります。

 

そして、今まで5回の「HISTORY 暮らしを変えた立役者」の中で

一番印象に残っているたのが、父親の会社を事業継承された頃の経

営者としての自分を猛省されているコメントです。

20代半ばという若さゆえの気負いもあり、傲慢な経営者になってし

まい自ら求心力を低下させてしまったそうです。

「当時、リーダーは部下に自分の意見を聞かせるものだと勘違いし、

傲慢な男になっていました」と当時を振り返っておられます。

そして、何よりも感銘を受けたのが、『リーダーシップとは、部下

を信じ、結果に責任を持つことです』の一行でした。

 

以前、「権限移譲」(エンパワーメント)について、ただ単に仕事

を部下や後輩に振ったり、任せたりするだけでなく、「信じて任せ

ること」だと大変お世話になっている方から習ったことを憶えてい

ます。

その信頼の裏には、日常のコミュニケーションや人財育成、教育が

重要であることは明らかですが、部下や相手を「信じる」からこそ

生まれてくることがあるのだと思います。

更に、『信頼とは博打である』とも教えてもらいました。「博打」

というと表現が悪いように聞こえるかもしれませんが、例えば、競

馬である馬に賭けたとします。しかし、その信頼して賭けた馬が負

けてしまったからといって、その馬を責めても仕方なく、全てはそ

の馬を信頼して賭けた自分、博打を打った自らの責任であるという

ことの比喩です。

これは、仕事以外の人間関係、信頼関係にも当てはまることです。

 

『リーダーシップとは、部下を信じ、結果に責任を持つことです』

これは、自戒の念も込め、いつまでも肝に銘じておきたい一行だと

思います。

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