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社長ブログ

社長のつぶやき

2022年4月25日

千里の道も大江から

 米国シカゴとロスアンゼルスで料理宅配サ
ービスを使った実験が行われました。それは、
1週間前に注文内容を決めてもらい、出前の
当日になって突然、注文内容の変更を受け付
けると伝えるというものです。そうすると、
46%もの人が野菜や果物を減らしお菓子や
どちらかというと不健康な食材を増やすよう
に変更したそうです。
 長期的に健康を気遣っている人でも目の前
の食欲に負けてしまうという「食」の特殊性、
行動経済学でいう認知バイアスです。

 数週間前の日本経済新聞に早稲田大学の早
川准教授が「食から考える世界と未来」とい
うテーマの論考を10回に渡り掲載されてい
ました。
 世界人口は急速に増え続けていて、2050年
までに食糧生産量を現在の1.7倍に増やさ
ないと飢餓や食料争奪の戦争が起こる恐れが
あるということです。しかし、現在の地球は
気候変動により食料の収穫量が減少するリス
クを抱えています。
 そこで早川准教授は、「まだ生まれていな
い将来世代の未来」まで考え合わせた、生
産者と消費者の視点から「健康的で持続可能
な食生活」の必要性を提言されていました。
 まさにSDGsです。

 1999年、国連のアナン事務総長は周りの
反対を押し切ってダボス会議に出席し演説を
しました。
 世界のビジネスリーダー、名だたる経営者
に向かって、あなたたちの手掛けるビッグビ
ジネス、大企業が利益を上げる陰で何が起き
ているか知っているかと問いかけました。そ
して、貧困や格差、環境破壊など世界で起き
ている問題に取り組むべき責任があるのはあ
なた方ではないのかと論じました。
 翌2000年に企業が社会の責任ある一員と
して人権や労働、環境などを守ると宣言する
『国連グローバル・コンパクト』、貧困や飢
餓の撲滅など8つの目標を掲げた『ミレニア
ム開発目標』を採択します。
 それが、2015年採択の持続可能な17の
開発目標、SDGsに繋がります。

 私たちビッグ・エーも大変お世話になって
いるお取引先様とフードロス削減や健康寿命
延伸へ減塩レシピ提案の取り組みなどを行っ
てきています。この取り組みには、東京家政
大学や農林水産省の農業女子プロジェクトと
水産女子プロジェクト、子どもたちが未来に
希望を持てる社会の実現を目指すマム・スマ
イルグループ様など多くの方々がご尽力下さ
っています。
 十人十色、サステナブルな社会へ小さな一
歩ではありますが、継続していくこと、実行
することが何よりも大切と考え、これからも
少しずつでも取り組み続けていきたいと思っ
ております。

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