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社長のつぶやき

2019年12月16日

安さへの執念

日経MJに先月の中旬から先週まで計8回に亘り、

「『正価』とは何か。戦後の消費社会をけん引したメーカーと小売りのトップ企業の

 争いは、理念の違いや消費者主権など、多くの論点を浮かび上がらせたが、令和の

 新時代にも通ずるものがある。30年間に及ぶダイエー・松下戦争を振り返る。」

という主旨から『ダイエー・松下30年戦争』が取り上げられていました。

 

『ダイエー・松下30年戦争』とは、松下電器産業(現パナソニック)の製品を安売

りしたダイエーに対して、松下が出荷停止をしたことに端を発し、前回の東京五輪の

開かれた1964年から30年以上にも及ぶ、安さを追求するダイエーと定価販売を

維持し系列店を守ろうとする松下との価格決定権争いでした。ただ、この闘争は企業

間の対立にとどまらず、国会でも取り上げられるような社会問題にまで発展しました。

当時、『流通革命』という言葉が世の中を席巻していたのですが、その頃の小売企業

各社における消費者主権、低価格実現への理念や志の高さ、意志の強さを感じとれる

流通史に残る事件です。

 

この日経MJの特集と前後するのですが、ペガサスクラブ「チェーンストのための経

営情報」10月号に桜井多恵子シニア・コンサルタントがこう記載されていました。

「ペガサスクラブのメンバー企業がかつて共通に保持していた『安さへの執念』が、

 最近薄れているように感じます。しかし、このテーマはチェーンストアの原点です

 から、持ち直さねばなりません。

 可処分所得は増えない中、消費者物価は徐々に上がり続け、今月からの消費増税が

 輪をかけて、生活者の消費意欲は減退するでしょう。だからより安く仕入れる努力

 が不可欠です。それが低価格化に繋がります。」

『安さへの執念』の希薄化に対する警鐘でした。

ビッグ・エーにおいては、絶対にあってはならないことです。

 

日経MJの『ダイエー・松下30年戦争』最終回は、こう締めくくられていました。

「31年にわたるダイエー・松下戦争。2社の問題でとらえるならば理念が交わらな

 いために長引いたことになるが、社会全体で見れば『正しい価格』とは何かという

 ことを世に問うことになる。

 まもなく2020年を迎える日本社会。サブスクリプション、ダイナミックプライ

 シングなど新たな価格の表示の仕方も広がってきた。これからのあるべき価格はど

 どうなるのか。」

ビッグ・エーは、3年前から『正しい価格をつくる。』を合言葉にしてきました。

これは、買って下さるお客さま、商品を提供して下さるお取引さま、そして販売する

我々、みんながハッピーになれる安さを創ること。この安さの根拠を創り出していく

ことを意味しています。同じ商品であれば安い方がお客さまにとって嬉しいこことは

明白です。安さで社会に貢献する。ビッグ・エーで働く全員による弛まぬ自助努力の

積み上げにより安さの根拠、そのための仕組み創りを追求し続けていきます。

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