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社長ブログ

社長のつぶやき

2022年7月18日

我思う、故に我あり

 哲学書なるものは大人になってから読むも
のと思ってきました。
 そんな私が、デカルト著『方法序説』を薦
めてもらい読むことにしました。
 それは、本屋さんの岩波文庫の棚にありま
した。
 手に取ると137ページと薄い本で、これ
なら私にもいけるのではないかと思ったのが
最初の感想でした。
 ところがぎっちょんちょん、甘かった!!
既に3回読んでいるのですが、まさに読ん
だだけで全く自分のものにできておりません。

 『方法序説』の刊行当時の正式名称は『理
性を正しく導き、学問において真理を探究す
るための方法の話』だったそうです。
 そして、そもそもは500ページを超える
大著で、私の読んでいる『方法序説』は最初
の序文にあたるようです。
 その『方法序説』は、デカルトも冒頭で書
いている通り、6部から構成されています。
 第1部:デカルトの学問に関する考察
 第2部:デカルトが探求した方法の規則の
     発見
 第3部:この方法から引き出した道徳上の
     規則
 第4部:神と人間の魂の存在を証明する論
     拠
 第5部:自然学の諸問題の秩序
    (心臓の運動や医学に関する難問の
     解決及び人間と動物の魂の差異)
 第6部:未来への回想と本書執筆の経緯

 第2部には、「論理学を構成しているおびた
だしい規則の代わりに、一度たりともそれか
ら外れまいという硬い不変の決心をするなら、
次の四つの規則で十分だと信じた」
 1.明証性の規則
   私が明証的に真理であると認めるもの
   でなければ、いかなる事柄でもこれを
   真なりとして認めないこと
 2.分析の規則
   検討しようとする難問をより理解する
   ために、その一つ一つをできるだけ多
   くの小部分に分割すること
 3.総合の規則
   最も単純なものから始めて最も複雑な
   ものの認識へと至り、先後のない事物
   の間にも順序を仮定して進むこと
 4.枚挙の規則
   最後に完全な列挙と俯瞰的な視点によ
   り見落としをなくすこと
 この時、デカルトは23歳だったそうです。

 私は4回目を読む前に、違う本を読むこと
にしました。
 するとその本には、裸の大将でお馴染みの
山下清氏の言葉が載っていました。
 「おにぎりがもらえるまで歩くから、
  もらえないってことはないんだな。」
 松下幸之助氏の
 「失敗したところでやめるから、
  失敗になりますのや。
  成功するまでやり抜いたら、
  失敗は失敗でなくなります。」
に通じる言葉です。
 『方法序説』はとても難解ですが、10回
でも100回でも何回でも読んで、大人にな
るまでに自分のものにしたいと思います。

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