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社長のつぶやき

2022年3月14日

戦略は歴史から学べ

 これまた、探求心をくすぐられとても勉強
になる本と出会いました。
 鈴木博毅著『戦略は歴史から学べ』です。
 古代ギリシャから湾岸戦争まで3000年、
カエサル、諸葛孔明、チンギス・ハン、織田
信長、ナポレオン、コリン・パウエルと32
人の歴史上の偉人が見出した「勝利の法則」
が記されています。

 そして、史実と現代ビジネスにおける競争
戦略、リーダーシップ、イノベーションなど
企業戦略と結びつけられてわかりやすく説明
されています。
 引用されている文献も『良い戦略、悪い戦
略』、『巨象も踊る』、『イノベーションの
ジレンマ』、『ザ・ゴール』など名著が並び、
登場する経営者もビル・ゲイツ、ルイス・ガ
ースナー、ジャック・ウェルチ、ラリー・ペ
イジ、松下幸之助、稲盛和夫などなど大御所
が揃い踏みです。
 企業の事例もAmazon、IBM、IKEA、ZARA、
ユニクロ、富士フィルム、セブンイレブン、
セイコマートなど幅広く充実した内容となっ
ています。

 また、歴史に「たられば」は禁物と言われ
ますが、もし敗者が違う戦略を執っていたら
どうなっていたか、勝っていたのではないか
といった仮設も展開されていて興味深いもの
でした。
 例えば、フェルナンド・コルテスに滅ぼさ
れてしまったアステカ帝国のモンテス王が、
アステカの人たちにたった5つのことを宣言
していれば歴史は変わっていたと書かれてい
ました。

 ただ、このご時世だけに頭を過ったのは、
ロシアによるウクライナへの侵攻、やはり、
この蛮行すらも何年か経過すると勝者と敗者
に別けられてしまうのか?何が勝敗を分けた
のかなどと戦略が語られるのだろうか?とい
うことでした。
 この3000年間も人は戦争によって沢山
の人を殺め、家族や仲間を亡くしてきました。
 そして、またそれを繰り返しています。
 本当に戦争の勝者が偉人なのでしょうか?
 ニュースに流れる目を覆いたくなる悲惨な
映像を見るにつけ、考えさせられる一冊にも
なりました。

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