社長のつぶやき
2017年1月11日
温先知新
先日、Facebookを見ていると
「近くを見るから船酔いする。
100キロ先を見ていれば景色は絶対にぶれない。
ビジョンがあれば少々の嵐にもへこたれない」
という、ソフトバンク孫正義氏の言葉がありました。
「かっちょええ!」と思ったと同時に、沖縄タイムス元社長
上間正諭氏の『温先知新』という言葉を思い出しました。
私のメモ帳に2003年10月19日(日)となっていましたが、
そこには、
故〈ふる〉きを温〈たず〉ねて、新しきを知る。
「過去の史実を研究し、そこから新しい知識や考え方を
見つけ出すこと」の意である論語の『温故知新』に対して、
『温先知新』とは、
「こうありたいという将来、これから先に自分たちを置き、
そこから直線を引いてきて、現在の状況を見てみること。
そうすると、どんな道筋を通ってその将来に到達すれば
いいかがわかってくる」という意味。
と書かれていました。
年が明け、多くの企業や組織で次年度の方針や中期計画などの策定
の大詰めを迎える時期となりますが、当面の問題解決や現状の延長
線でなく、自分たちのありたい将来から逆算して何をすべきかを見
い出すことが重要であると改めて感じました。
また、この『温先知新』は、個人の成長においても大切であると考
えさせられた次第です。
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