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社長ブログ

社長のつぶやき

2022年5月9日

考え・言葉・行動の成功法則

 「【神本】絶対に人生で1度は読んでお
くべき!」という新聞広告が目に留まった
のが犬飼ターボ著『CHANCE』でした。
 「人気YouTubeチャンネル『学識サロン』
で紹介」とも謳われていました。
 そこで、書店に行って端末で検索してみ
ると「在庫僅か」となっていたので、内容
も確認せず、つい買ってしまいました。

 サラリーマンになるのが嫌で独立を志すも
上手くいかない日々に悶々としていた主人公
の若者がメンターと出会い、壁にぶつかりな
がらも紆余曲折の末、多くを学び、成長して
いくサクセスストーリーです。
 主人公はメンターから多くの成功法則を学
びます。その中の1つに「考え・言葉・行動」
があります。「人生は思った通りにしかならな
い」という教えのもと「自分はどうありたい
のかを考え、言葉にし、行動に移す」ことが
大事だというものでした。

 この成功法則と観点は違うのですが、先日
教えてもらったハーバード大学医学部の内田
舞准教授のお話もまた興味深いものでした。
 鬱や不安障害は、遺伝的要素が大きく、環
境(職場や学校)の要素はそれほど因果関係
が高いものでないそうです。そして、遺伝的
要素があった場合も自分の思考の「再評価」
を上手く出来るように日頃から脳機能を訓練
することで乗り越えられ、認知行動療法と呼
ばれているとのことです。
 「再評価」する対象は、自分の感情、考え、
行動の3つ。
 例えば、子供がおもちゃを部屋に広げて遊
び続けているときに、片付けなさいと言って
も全く片付けようとしない。それを見てイラ
イラが積もり爆発してしまい、怒鳴ったり、
叩いたりしてしまう。
 このような状況でも3つの再評価を行うこ
とで解決に向かうというものです。
【感情】イライラしているのは何故なのか?
【考え】何度片付けなさいと言ってもやらな
    いのを自分の発言や存在を軽んじら
    れているように思っているのは、自
    分がそう受け止めているから。単に
    子供が遊びを止めないのは、遊びが
    楽しくて止めたくないだけ。自分の
    尊厳を傷つけようとしているのでは
    ない。と、再評価します。
【行動】目的は自分の言うことを聞かせるこ
    とではなく、部屋を片付けることに
    あると目的を再評価し、怒鳴り散ら
    したりするのではなく、子供が楽し
    く片付けられる方法(お片付け競争
    など)を促して完了させる。
 上手くいかない原因は、受け留める側の考
えであって、子供が親の尊厳を傷つてやろう
などと意図することはないということです。
 「再評価」をすることによって、自分の思
考パターンの弱点や悪手に気づき修正する訓
練に繋がり、鬱や不安を軽減するのだそうで
す。実施に脳波が変化するのだそうです。
 『CHANCE』に出てくる「考え・言葉・
行動」の成功者の法則にも通じるところがあ
るように思いました。
 
 『CHANCE』の作者は24歳で企業家
として独立し、収入や地位、名誉といった世
間で言われる成功を手に入れました。しかし、
完全に満たされた幸せを感じられなかったそ
うです。その後、友人の勧めで受けた心理カ
ウンセリングで成功と幸せは違う軸で存在す
ることに気づき、それを伝えていこうと、ハ
ッピー&サクセスの要素を盛り込んだ小説を
精力的に発表され続けてきました。
 メンターが主人公に最初に投げかけた質問
も「あなたはビジネスで成功したいのですか?
それとも人生で成功したいのですか?」でし
た。
 この手の成功本は、水野敬也著『夢をかな
えるゾウ』以来、読んでいなかったのですが、
久しぶりに読んでみると何か清々しく、20
代や30代の頃とは異なる気づきや刺激が多
くとても勉強になりました。

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