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ビッグ・エー社長のつぶやき

一葉落ちて天下の秋を知る2019.10.07.Monday

「一葉落ちて天下の秋を知る」という諺があります。

この一葉とは、青桐の葉を指しています。青桐の葉は、他の樹木の葉よりも早く落葉す

ることから、季節の変化がいち早く反映される植物といわれています。

その青桐の葉が一枚落ちるのを見て、秋の訪れを知るというのがこの諺で、小さな前触

れによって将来のなりゆきや衰亡の兆しを察することを意味するそうです。

僅かな前兆から未来の大きな変化を予知するという例えとして使われます。

 

先日、食品メーカーの方から今年9月に入って、カレーの市場に変化があったと教えて

頂きました。

この10年間、カレーの市場規模は、年々カレールーが縮小傾向で、逆に湯せんや電子

レンジで温めて食べるレトルトカレーの売上が伸び、とうとう昨年レトルトがルーを逆

転しました。

割高であるレトルトが増進してきた理由として、世帯人数の減少や共働きの増加による

簡便性が挙げられます。

しかし、先月はレトルトよりもルーの方が売れたそうです。

 

ここのところ、新聞やテレビのニュースでは消費増税に伴う駆け込み需要やキャッシュ

レス決済によるポイント還元制度のことが毎日のように報じられています。

消費増税からまだ1週間しか経っていませんが、お客さまのお買い物の変化を感じます。

今朝の日本経済新聞に、30業種の天気図を点数化した「日経産業天気インデックス」

が掲載されていました。向こう3ヵ月の景気予測として6年半ぶりにマイナスに転じる

との見通しが示されていました。

世界経済の減速や米中貿易摩擦による先行きの不透明感もあるのですが、消費者が支出

を控える影響も大きいようです。曇りや小雨、雨の業種が3分の2にも増えている原因も

そこにあるようです。

 

上述のカレールーがレトルトカレーより売れたのには、野菜相場が比較的低かったこと

も相まっての消費者の生活防衛、節約志向といった心理が働いていることが伺えます。

また、このことはEPA発効から半年が経過したワインやスパークリングワインの売れ

筋価格帯の変化からも同様の消費者心理を見ることができます。

小売業は、変化適応業です。

消費者、お客さまの変化に適応することを生業としています。

また、お客さまがピンチの時こそ力を発揮しなければならないのがHDS(ハード・デ

ィスカウントストア)です。

お客さまの家計が厳しい時こそ、HDSは良い品をどんどん安くで貢献しなければ存在

する意義がありません。

「正しい価格をつくる。」

それは、買う人、売る人、作る人、みんながハッピーなれる、根拠のある安さを自ら作

り出すことです。

今こそ、お店、センター、本部、全社一丸となってお客さまに当てにされる、支持され

るよう全力で取り組む時だと思います。